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競馬の事実!怪我をした競走馬は殺されてしまう!予後不良とは?

近年、競馬にハマる方が男性女性関係なく増えてきていますね。私も昨年、初めて有馬記念に行ってきたのですが、老若男女問わず非常にたくさんの人が中山競馬場に訪れていてとても驚きました!

 

競馬の事実!怪我をした競走馬は殺されてしまう!予後不良とは?1

たくましい肉体、凛々しい顔立ち、競走馬はとてもかっこよく、単純に「ギャンブル」、「賭け事」という枠を超えてファンが多いと感じられます。

 

そんな競走馬ですが、レース中や調教中に怪我をした場合、どのような処置をされているのでしょうか?

 

実は怪我をしてしまった競走馬は「予後不良」という処置をされてしまうのです。「予後不良?」競馬を知らない人は聞きなれない言葉ですよね。「予後不良」を簡単に説明すると、”薬物を使った安楽死”のです。

つまり、ケガをした競走馬は殺されてしまうのです。

 

競馬の事実!怪我をした競走馬は殺されてしまう!予後不良とは?2

 

「えっ!怪我をしただけで殺してしまうの!?」と感じるでしょう。。。

私も動物が好きなので、この事実を初めて知ったときは非常に驚いたと同時に悲しくなりました(;_:)

 

今回は「なぜ怪我をした競走馬を安楽死させるのか?」についてお届けいたします。

 

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なぜ怪我をした競走馬を殺してしまうのか?

先ほどもお伝えしましが、「予後不良」とは競争中や調教中、放牧時等に、なんらからの原因で脚部に故障を発症し、この故障の回復が極めて困難であると判断された場合、薬物を使った処分のことをいいます。

 

では、なぜ脚にケガをしただけで、このような処置がとられるのでしょうか?その理由は骨折などで脚をケガした競走馬はほとんどの場合、ケガを治せないからなのです。

 

サラブレットは、ガラスの脚といわれるほど脚は骨折しやすいといわれています。そしてサラブレットの体重は、軽くても300kg後半で、大きい固体になると600kg近い馬もいます。

 

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静止している状態でも、1本の脚に100kg近い負荷が掛かるという計算になります。そこに騎手が乗ると更に負荷がかかります。

 

時速やく60km近い速度ではしることが、凄いですよね?

つまり1本の脚をケガしてしまうと、残りの脚3本で100kg近い重さに絶えなければなりません。

 

そうすると、蹄(ひづめ)部に”ある疾患”がでてくるといわれています。その疾患とは「蹄葉炎(ていようえん)」と言われるもの。この「蹄葉炎」が原因となり、ケガをした競走馬は「予後処理」で殺されてしまいます。

 

馬の致命的な病気「蹄葉炎(ていようえん)」とは?

蹄葉炎(ていようえん)は、馬以外にも牛やゾウなどの、全ての有蹄類(ゆうているい)の蹄(ひずめ)部で発症する疾患の1つです。

 

競走馬の場合、怪我した脚をかばうので他の脚に体重をかけてしまい、その脚が血行障害をおこし「蹄葉炎」になってしまいます。このことから自力で立つことが不可能になっていき、最終的には衰弱し、血行不良などが原因でショック死へと繋がっていきます。

 

では、ずっと横に寝ていたらいいのでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、ここでもさらに問題があり、馬は草食動物である生き物で腸がたいへん長いので、寝たきりでご飯を食べてしまうと上手く消化できず消化器不良や、床ずれを起こします。

ちなみに馬は、疝痛〈人間で言うと腹痛のようなもの)だけでも最悪命を落とすほどのデリケートな生き物なので消化不良もたいへん危険です。

 

大きな巨体の寝返りを自力でできないこと自体が、馬にとってかなりの致命傷につながるのです。

 

さらに、仮に蹄葉炎を発症しなくても、ストレスから他の病気を発症することも。。。

蹄葉炎やケガをした脚の痛みやストレスによる他の病気にかかると、競走馬は痛みで馬房内(馬小屋)で暴れて、骨折した箇所をさらに骨折(開放骨折)することもあるります。

 

このような理由から、ケガをした競走馬は合併症などを引き起こし、想像を超える痛みに耐えなければなりません。

よって「予後処理」のように痛みがない安楽死をさせるのです。。。

 

でも「予後不良」はケガをした場合のみに適用されるものではないようです。国外のレース等へ参戦する際、飛行機や船で競走馬を輸送しますよね、空中を飛んでいる時に機内で巨大な競走馬が暴れてしまうとたいへん危険ですよね?

この際、暴れてどうしても手がつけられなくなった場合も、「予後不良」の処置がとられるといいます。

競走馬は海外に行くだけでも命懸けだといわれています。

 

「予後不良」の考え方を変えさせた名馬

それでも、多くの競馬ファンや関係者、馬主がなんとかして「予後不良」を防ごうとしました。

 

近年では、比較的「予後不良」になる馬は減ってきたといわれていますが、これにはある名馬のおかげだといわれています。

 

それはスターホース「テンポイント号」です。

 

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1978年1月、レース中に骨折し、ファンが多かったこともあり世間から大きな反響があり、予後不良の処置をとらない方向で、前代未聞の大手術を行ったといいます。

 

テンポイントの、手術は無事成功し1ヶ月半ほどの闘病生活を送ったといわれています。ですが、テンポイントは先ほど述べた蹄葉炎にかかってしまい、結果「予後不良」の処置がとられてしまいました。

ですが、このテンポイントが1ヶ月近く頑張って闘病してくれたおかげで、この際にとられたデータが競走馬のみならず、動物園等でも飼育されているウマ目全般の動物の医療に貢献したといわれています。

更にこのことで、近年の競走馬ではかなり予後不良の処置は減ったといわれています。

 

まとめ

今回は「なぜ怪我をした競走馬を安楽死させるのか?」についてお届けいたしました。

 

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人の娯楽の為に競走馬にされたお馬さん。

ケガをしただけで安楽死させられてしまう事実に驚きを覚えた人がきっとたくさんいることでしょう。。

予後不良の処理をする=痛みから救う安楽死

聞こえは悪くはないですが、実は治療費も非常に高額なため、予後不良という処置を取るという考え方も多いそうです。

 

人間も馬も同じ生き物。もっともっと、予後不良の考え方を変えていってほしいと願うばかりです。

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